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■「分配金」の「原資」について。配当収入、値上がり益、為替差益。

■「投資信託の分配金」の「原資」には、配当収入、値上

 

がり益、為替差益の3種類があります。

 

●「配当収入」

 

投資信託は、世界中のさまざまな資産に分散投資を行って

 

います。例えば、株式や債券、不動産に投資をしています

 

が、株式の配当金や、債券の利子、不動産の家賃などが主

 

な原資となります。

 

●「値上がり益」

 

投資信託は、ファンドマネージャーという運用の専門家

 

が、値上がりした資産を売却して、割安な資産に切り替え

 

るなど、経済の状況によって組入資産の入れ替えをしま

 

す。

 

そのため運用が好調なときは、値上がり益が分配金の原資

 

になります。

 

●「為替差益」

 

海外投資を行っている投資信託には、為替が関係してきま

 

す。

 

日本円を売却して、米ドルなどの外貨を購入するのと同じ

 

ことです。

 

例えば、1ドル100円のときに米ドルを購入して、1ドル

 

120円で売却すれば、20円の利益が出ます。この利益が原

 

資になります。