窓口販売は、英語で、カウンター・セールスといいます。
銀行の窓口販売とは、銀行窓販とも呼ばれます。
窓口販売は、銀行などの金融機関の窓口で、保険商品や金
融商品を販売することです。
銀行の窓口で、主に個人向けとして債券、投資信託、保険
など、以前は取り扱えなかった金融商品を販売することを
指します。
従来、銀行の収益源は固有業務と付随業務が中心で、預金
と融資の利ザヤや為替交換手数料などでした。
経済構造の変化や金融ビッグバンを背景に銀行融資や預金
の低迷が懸念されると、金融庁は銀行救済策として、証券
分野や保険分野への参入を認めるようになりました。
証券分野では、1997年、銀行店舗の一部を証券会社に貸
して、証券業務を展開しました。
1998年には、投資信託の銀行本体での窓口販売が解禁
されました。
保険商品は、2001年に長期火災保険や海外旅行の傷害
保険などの銀行窓口での販売が解禁されました。
2002年には個人年金保険などが解禁されました。
そして2007年には、全面解禁されました。
保険商品の窓口販売を銀行が行う場合は、保険の募集代理
店という位置づけです。
銀行は顧客と保険会社が結ぶ保険契約の媒介をするだけで
す。
窓口販売の手数料は、今や銀行の貴重な収益源となってい
ます。
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上記は、マネースクール・ザイオンのマネースクール講座「ファイナンスコース」のオリジナルテキストからの抜粋になります。
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