■マネースクール・ザイオン■お金について学べて、スマートに得できる!

お金について分かりやすく学べます。ぜひ実生活に生かして、スマートに得して下さい!日本国民のマネーリテラシーの向上に貢献するマネースクール。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

■お金の製造コスト。紙幣と貨幣。

■「紙幣」は平均15~20円で、製造できます。 それに比べて「貨幣」は、製造コスト面(額面比で換算した)から見ると、高コストです。 ■特に1円硬貨は、鋳造するのに、 1円以上のコストがかかります。 紙よりも金属の原価が高いのも要因の一つです。 ■…

■劣化した貨幣を、再利用。その目的。

貨幣としてみれば、傷や破損があったとしても、 金属の材質自体には劣化が発生しづらいことや、 貨幣は額面が小さいこともあり、 できるだけリサイクルを行い、 新しい貨幣鋳造にかかる費用を抑える という目的もあります。

■貨幣の劣化とリサイクル

■貨幣は、傷や破損があったとしても、 金属の材質自体には、劣化が発生しづらいです。 ■貨幣は、額面が小さいため、 できるだけリサイクルを行い、 新しい貨幣鋳造にかかる費用を抑えます。

■劣化した貨幣の再利用。

■劣化した貨幣は、金融機関から日本銀行経由で、 造幣局へ戻されます。 ■造幣局では、貨幣の素材として再利用し、 新しい貨幣へと鋳造されます。

■劣化した「貨幣」に関して。

◆「貨幣」は、銀行などに回収された後、 状態を確認され、使用可能と判断されれば、 世の中に戻され、継続して使用されます。 ■自動販売機などでは認識できないほどに、 摩耗および劣化した貨幣については、 金融機関から日本銀行経由で、造幣局に戻されます…

■破損された紙幣をリサイクル。

■新しい紙幣と交換した後の「汚損された紙幣」は、 トイレットペーパーや、封筒などのリサイクル品となるこ とが多いです。 また、住宅用外壁材として建材となるケースや固形燃料の 原料になることもあります。 紙幣には特殊なインクが使用されてる上に、偽…

■破損した紙幣を、新しい紙幣と交換した後。

■「破損した紙幣」は、 銀行の窓口などで、「新しい紙幣」と交換できます。 ■「交換された紙幣」は、裁断された後、 「再生紙」などに形を変えて再利用されます。

■日本銀行は、新しい銀行券を国立印刷局に発注して発行する。

■日本銀行では、流通に適さない銀行券は、 廃棄・処分していく為、 銀行券の需要動向を踏まえたうえで、 新しい銀行券を発行する必要があります。 ■そのため、日本銀行では、 毎年度新しい銀行券の製造枚数を決定し、 国立印刷局に発注します。 財務省では、…

■日本銀行によって、鑑定・選別・検査される「銀行券」。

■日本銀行では、 様々な経済活動に利用された「銀行券」が、 社会を循環して日本銀行の本支店の窓口に戻ってくると、 枚数を精査するとともに、偽札が混入していないかどう か、真偽鑑定を行います。 また、「銀行券」が再度の流通に適するものかどうかを検 …

■お金の流通。循環。

■銀行券や貨幣は、 各民間金融機関から預金を引き出した「個人」や、 「企業」の手に渡り、様々な経済活動に利用された後、 再び民間金融機関を経由して、 「日本銀行に還流」されます。

■「国立印刷局」と「造幣局」で製造されたお金の行方。

■「国立印刷局」や「造幣局」で製造された 「お金」は、まず「日本銀行」に集められます。 ■民間金融機関は、 日本銀行に当座預金口座を持っています。 ■民間金融機関は、「銀行券や貨幣を受け取る」ために、 その金額を、日本銀行の当座預金口座から引き落…

■「国立印刷局」と「造幣局」

■「国立印刷局」では、 「紙幣」だけでなく、 「郵便切手」や「官報」なども製造している。 ■「造幣局」では、 「貨幣」だけでなく、 「記念貨幣」や「勲章」なども製造している。 ■「国立印刷局」と「造幣局」は、 「人々の生活に密着した公共性の高い製品…

■お金は、「独立行政法人」によって製造されている。

■お金は、 国民生活に必要な公共性の高い事業を行う機関である 「独立行政法人」において製造されています。 ①「独立行政法人 国立印刷局」は、「紙幣」を製造。 ②「独立行政法人 造幣局」は、「貨幣」を製造。

■「準備預金制度」に関して。

■ 民間金融機関は、預金のすべてを貸出に回せる訳ではありません。 預金の引き出しに対応する必要があるだけではなく、 日本銀行が行う金融政策の手段のひとつとして 「準備預金制度」が設けられているからです。 ■「準備預金制度に関する法律」により、民間…

■「信用創造」とは何か。

■一般的には、預金されているお金を、 金融機関が「貸出」をすることによって、 「信用創造」が行われます。 そして、それを繰り返すことによって、 当初に金融機関に預けられていたお金(=預金)以上に、 世の中にはお金が流通することになります。 これが…

◆「民間金融機関の預金」を使った「信用創造」について。

■「内部貨幣」である金融機関預金を創出すること。 それを経済学では「信用創造」と呼びます。 ■「信用創造」とは、 「お金が当初の流通量と比較して、何倍もの市場価値を生 み出すこと」を指します。

■「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」3

■「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」 ●例えば、沢山の小銭で代金を支払おうとしたお客さんが いた場合は、それぞれの貨幣において「20枚を超える受け 取りは拒否」できることが、この法律で定められているの です。 ●貨幣ではなく、日本銀行券の場…

■「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」2

■貨幣は「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」で ●貨幣の種類は、五百円、百円、五十円、十円、五円 および一円の6種類。 ●国家的イベントの際などに閣議決定を経て発行される記 念貨幣は、上記の6種類に、一万円、五千円、千円の3種 類が加わる。 …

■「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」1

■「貨幣」・・・外部貨幣。発行主体は、政府。 ■貨幣は「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」で ①製造や発行は、政府が行う。 ②政府は、製造に関する事務を、独立行政法人「造幣局」 に行わせる。 ③貨幣の発行は、日本銀行に対して、製造済みの貨幣を…

■日本銀行券の発注高。

■日本銀行は、日本銀行券の需要に関する先行きの想定等 をもとに、国立印刷局に「銀行券の製造を発注」していま す。 ■2019年度の日本銀行券「発注高」は、 一万円券が10.0億枚、五千円券が2.4億枚、千円券が17.6 億枚の合計30.0億枚です。

■日本において、銀行券に対する需要が強い理由。

■日本では、銀行券に対する需要が強く、 「銀行券平均発行高の対名目GDP比率」をみると、 他の先進国と比較した場合に、高い水準にあります。 ■銀行券に対する需要が強い理由 1.決済に現金が好んで使われる社会環境 2.良好な治安環境 3.ATM等の…

■日本銀行券。日本日本銀行

■日本には中央銀行として政府から独立した「日本銀行」 があります。 ■日本銀行が「日本銀行券」を発行しています。 ■日本銀行券は、独立行政法人「国立印刷局」が製造した後、日本銀行が製造費用を支払って引き取ります。 この時点では、銀行券は「モノ」と…