■日本では、第二次世界大戦中に、食料が不足し、しばし
ば物々交換が行われた。
■政府は食料品を配給制にしたが、配給される食料の量は
減少していった。
■そのため、人々は、自分が持っている物、例えば高級な
着物や、装飾品、食器、骨董品など、何でも交換してもら
えそうな物を持って、汽車に乗り農村まで行った。
■農家をまわって、自分が持参した物を農家の側に評価し
てもらい、米や野菜と交換した。
■日本全体では、食料が不足していたが、農家にはまだ十
分な量の米や野菜があった。
■その結果、農家の蔵には、高級な着物や骨とう品などが山のように集まった。