■中江滋樹 「投資ジャーナル」元会長
1954年、滋賀県近江八幡市生まれ。
小学生の頃から株を始める。神戸大学経営学部を中退。
株で儲かっていたため投資家となり、24歳で投資ジャーナル社を設立。
投資ジャーナル、月刊投資家などを初めとした証券関連雑誌を発行し「絶対に儲かる」株式売買のテクニックを披露した。
中江は26歳の時から、『毎日500万円の現金』を紙袋に詰めて銀座のクラブで豪遊を続けてきた。
10社以上の関連会社を設立し、マスコミへの露出機会も増え「兜町の風雲児」といわれた。
パソナ創業者の南部靖之とは盟友関係にあった。
しかし、1985年、7000人余りから580億円をだまし取ったとされる詐欺事件が発覚。
首謀者として逮捕され、懲役6年の判決を受けた。