■「相互会社」は、
英語で、ミューチャル・カンパニーといいます。
相互会社とは、相互扶助の概念に基づいた非営利法人です。
相互会社の構成員は保険契約者で、これを社員と呼びます。
相互会社は、保険契約者の保険料で支えられています。
保険会社にしかない会社形態です。
相互会社は、保険業を行う目的で、保険業法に基づいて設立されます。
目的は、社員にできるだけ安い保険料で保険契約を提供することです。
その会社の保険契約に加入さえすれば社員になれるという特徴を持ちますが、この場合の社員は、株式会社でいう株主のようなものです。
現在の保険業法では、社員の責任は保険料を限度としています。
相互会社の最高意思決定機関は、社員総会です。
社員が多すぎて社員総会を開催するのが難しいなら、社員総会に代わる機関として、社員から選ばれた総代をメンバーとする総代会を設けることもできます。
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上記は、マネースクール・ザイオンのマネースクール講座「ファイナンスコース」のオリジナルテキストからの抜粋になります。
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